「真理はあなたがたを自由にします。」 ヨハネ8:31~36 2025/8/3
- koshigaya0
- 10月1日
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主イエスの公の生涯は3年半ほどでした。8章ではすでに後半の2年目の半ばです。場所はエルサレム。前半では有名な姦淫を犯して罪に問われた女性の話がでてきます。人々は主イエスから「あなたがたの中で罪のない者がまず、この人に石を投げなさい」と問われ、誰もその女性を罪に問うことはできませんでした。この後、主イエスは、当時のユダヤ人たちと語りました。その主イエスを信じた人々に「真理はあなたがたを自由にします」と語られました。
●真理とは何か
真理とは人の思想や主義、知識ではありません。真理とは主イエスご自身です。主は「私が道であり、真理であり、いのちなのです」(ヨハネ14:6)と語られました。23節ではご自分のことを「上から来たもの」「この世の者ではない」 と宣言されました。それは主イエスが神の子だからです。
●自由とは何か
自由とは様々とあります。好きなことができ、束縛もなく生きること、強制されない社会などあるでしょう。しかし、ここでの自由は、罪からの自由です(33~36)。パウロは「自分がしたいと願うことはせずに、むしろ自分が憎んでいることを行っている。私には良いことをしたいという願いがいつもあるのに、実行できない。」(ローマ7:16~17)と告白しています。私たちもそのような思いに問われることはないでしょうか。
●主イエスが自由を与えることができる
主イエスは、その罪からの自由を与えることができます。「私のことばにとどまるなら」とあります。主のことばにとどまる > 弟子になる > 真理を知る > 自由になる、ということです。主イエスのことばを信じて実践して初めて、「あ~そうか!」と真理を心で知ることが出来るのです。そして私たちの罪も主イエスは解き放つことができるのです。
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