「世界で最も大切な質問」 マルコ8:27~33 2025/11/2
- koshigaya0
- 6 日前
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世の中には「自分は何をすべきか」「自分は何者なのか」「人は死んだらどうなるのか」という根本的な問いがあります。ですが、それらに優って重要な質問があります。それは29節の「わたしをたれだと言いますか」という主イエスの弟子たちへの質問です。
①質問の中身「主イエスとはだれか」
8章はエルサレムでの最後の一週間を前に、実質的に主イエスの生涯の終わりに近い時です。3年以上寝食を共にしてきた、弟子たちとの旅の「途中」で主イエスはこの質問をされました。弟子たちには唐突だったかもしれませんが、主イエスにとっては「遺言」の一つであり、弟子たちへの最終試験ともいえる質問がこの「わたしをだれだといいますか」という問いでした。
②この質問の重要性「救いに関する事」
この主イエスの質問は、「人の救い」に関する事でした。ペテロが「あなたはキリストです」と答えます。キリストとはメシヤ(救い主)です。ペテロ達はメシヤが来てローマ帝国を滅ぼし、幸せを与えてくれる存在だと信じていました。主イエスがそのキリストだとペテロは告白したのです。ですが真のメシヤとは十字架の死と復活(31)によって永遠の命を与えるメシヤだったのです。
③質問の答えの結果「人生に大きな意味をもたらす」
主イエスが与える永遠のいのちは、私たちと神との関係を回復させます。そして「人の生きる意味」「人は何者か」「死後はどうなるのか」という質問の回答を与えます。私たちの生涯に大きな意味をもたらすのです。主イエスは「途中」に質問されました。私たちも人生の途中です。主イエスは、その私たちに「わたしをだれだといいますか」といつも質問してくださる方です。その質問に「あなたはキリストです」と答える生涯を歩むことが出来れば幸いです。
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