「居場所のない人々の所に」 ルカの福音書2章1~12節 今、子どもたちや青年たちも「居場所」がないという声が多く 聞きます。ご高齢の方々、定年後、居場所のない男性たちの話 も出てきます。世界に目を向けますと戦争で居場所を追われて いる人々の様子も見聞きします。多くの人々が安心できる居場 所を求めているのです。 聖書に目を向けましょう。ここにも居場所のなかった人々の 姿を見ます。主イエスの両親ヨセフとマリヤは泊る宿がなかった のです。マリヤは身重でした。結局、飼い葉おけのある場所、つま り、家畜小屋で主イエスは生まれたとされています。家畜小屋と いっても当時は洞穴のような所が多かったそうです。宿がなかっ たというよりも、だれも宿を提供しなかったといえます。もう一組 は居場所がなかった羊飼いたちです。羊飼いは当時、社会では 差別的な扱いを受け、居場所を失っていました。その彼らに天使 たちが主イエスの誕生を告げたのです。 その主イエスは居場所がない人々の中に生まれてくださいま した。そして、この主イエスが来られた目的はまさに人々に居場 所を与えるためでした。一つは神とともにあるという場所です。 「救い主」とあります。この救い主の来られた第一の目的は、人 が神とともに生き、歩むようになるためでした。それは神と人を 愛する生き方です。ここに本当の人の幸い、安心があるのです。 二つ目は天国という場所です。主イエスは私たちがこの地上で の生涯を終える時、次の居場所を備えてくださいます(ヨハネ14 章)。そして教会という居場所です。主イエスは天に帰られました が、弟子たちを残し、彼らによって教会を残してくださいました。 教会は主イエスを信じる者の集まりです。そこに私たちは居場所 を見出すことができます。教会という居場所を主イエスは私たち に与えてくださったのです。そこには温かさと神から恵みがあり ます。この主イエスに感謝し、神からのプレゼントであるこれらの 居場所に歩む生涯を送りましょう。
「居場所のない人々の所に」 ルカ2:1~12 2024/12/2
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