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「神の隔てない愛」 ルカ15:20~32 2025/2/2

  • koshigaya0
  • 2月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月6日

今年最初の伝道礼拝です。伝道とは、聖書に記された、神による救いの道を伝えるものです。道は勝手にできるものではありません。誰かが犠牲を払って切り開くものです。神の救いの道を切り開いてくださったのは、主イエス・キリストです。今日の箇所は、その主イエスが語られた、有名な放蕩息子のお話しです。このたとえ話は三人の人物が出てきます。父親は聖書に記された神、息子たちは、私たち人間と言えます。

弟と兄は違う人生を送っていました。弟は父親の財産を放蕩し、使い果たして帰ってきました。兄は父の下で仕えていました。その弟息子を赦した父に、兄は怒りを覚えます。その根本は不公平感でした。ですが、対照的な父親の姿がありました。

父親は第1に、公平でした。2人の息子に財産を分け与えたことが伝えられています。私たちは、父なる神から同じように良いものを与えられています。第2に文面には現れていませんが、弟がいなくなってしまったことに対する父親の悲しみが見いだされます。帰ってきた弟を遠くに見つけ、走りよって抱きしめたのです。そして最後に隔てなく愛してくださる、神の姿があります。父親は弟息子を受け入れた父に怒って、家に入ろうとしなかった兄をなだめ(28節)、祝宴の席に兄を招き(32節)ます。ここに神の愛の深さがあります。

神はすべての人を愛しておられます。勝手に家を飛び出し 放蕩の限りをつくした弟息子はまさに父に対して罪を犯しました。兄息子は表面上、真面目でしたが、怒りや不公平感で心が一杯となりました。私たちも、不公平で怒りを覚えることはあります。神は、そんな二人を同じように愛されました。そして、すべてのため人のために、罪の身代わりとして、ご自分の御子である主イエスを十字架に架けてくださったのです。この神に感謝して信頼して行く生涯を送りましょう。

 
 
 

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