「この御名のほかには」 使徒3章1~10、4章 12 節2024/10/1
- koshigaya0
- 4月2日
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今回の箇所は歴史上、最初の教会が誕生したすぐ後の出来 事です。ペテロとヨハネは生まれつき足の不自由な人と出会い ます。この人は宮に入る人たちから施しを求めるために「美しの 門」という門に置かれていました。ペテロは、ヨハネとともに、その 男を見つめると、「私たちを見なさい」と言ったのです。彼らには 金銀はありませんでした。もっと違う何かを持っていたのです。彼 らが持っていたものとは何でしょうか。それは「ナザレのイエス・キ リストの名」でした。イエス・キリストの名には人をいやすだけでな く、人生を変え、人を救う力があります。 この「主イエスの御名のほかには」救いはないのです。4:10~ 12 を読みましょう。主イエスはまさに絶対的な力があります。そ れは人の人生を変える力です。それは十字架によって神と人を 繋ぐ力なのです。この国、全体に活気が失われているような気 がします。うずくまっている感じです。なぜでしょうか。その根本 の原因は神から離れているからです。この足の不自由な人は足 がいやされただけでなく、「神を賛美しつつ」とあります。彼は神 を賛美する人生へと変えられたのです。それは主イエスの十字 架の救いによって、人が創造主である神と繋がり、人本来の姿 に生きることができるというものです。だからこそ、4:12では「こ の方以外には救いはありません、天の下でこの御名のほかに、私 たちが救われるべき名はない」ということができるのです。 この世には多くの権力者や偉人と言われる人々がいます。人 々に様々なものを与えて幸せにすることはできるでしょう。しか し、絶対に提供できないものがあります。それはこの救いです。 人が神と繋がり、人生が変わり神を賛美する生涯。これは人にと って最も幸いな、また人本来の姿です。ローマの皇帝もできない ことを主イエスはしてくださるのです。この主イエスの御名に依 り頼み、変えていただく生涯を歩みましょう。
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